注文者に伝わる商品ページの作り方
価格の付け方
商品の価格設定に迷ったら、市場の相場を目安に計算を⾏うと良いです。
ポイントは市場を通して販売する際の、⼀次卸への販売価格よりも少し⾼く、⼩売店での販売価格よりも少し安い価格を付けることです。
ここではアウルで売れやすい価格の付け⽅を、市場を通して販売した例と⽐較して⾒ていきます。
市場を通して販売した例
例えば、あなたが200円で⼀次卸に⼈参を卸すとします。
すると購⼊者の元に届く頃、複数の流通事業者の⼿数料が上乗せされた⼈参は1000円で販売されています。
⼀⽅であなたの得られる利益は卸価格200円の中の⼀部です。
アウルで販売した例(アウル配送利⽤の場合)
今度は同じ⼈参をアウルで出品するとします。
あなたは800円と価格を付けました。
購⼊者にとってはスーパーで1,000円で購⼊するよりも200円も安く購⼊することができるので、購買意欲が向上します。
そしてあなたは800円の利益を得られ、市場で販売するよりも少なくとも600円多く利益を獲得することができます。
このように
市場の相場を考慮した価格設定が、利益を確保しつつ購⼊者の購買意欲を向上させる
商品の特徴の1つです。
商品の価格設定に迷ったときは、こちらを参考にしてみて下さい。
※商品の販売価格(税込)は
500円以上
をご設定ください。
「商品画像1」は商品の顔です!
「商品画像1」は商品ページのメイン画像となります。
商品一覧や検索結果一覧のページで表示されたり、商品ページで最初に大きく表示されたり、注文者さんの目に留まるのはこの画像、いわば商品の顔です。
どんな写真を撮ればいいか、以下をご参考ください。
★袋から出しましょう。
新鮮さや色・ツヤが伝わりやすくなります。
★背景も気にしてみましょう。
土や草の上きれいなお皿の上など、余計なものが入らないときれいに見えます。
★何の食材か一目見てわかるものにしましょう。
寄りすぎ、遠すぎないよう、見てすぐ食材の名称がわかる距離感が望ましいです。
★商品と利用イメージを1枚に。
食材そのものがわかりにくいものは利用イメージと一緒に撮影することで伝わりやすくなります。
また、同じ商品でも規格が違う場合、商品画像1の写真は異なる画像を使用しましょう。
生産者ページで同じ画像が並んでもどれを選んでいいか注文者は迷ってしまいます。角度を変えたものなど別の画像を選びましょう。
たくさんの画像を載せよう
商品画像は最大10枚まで登録できます。
大切に育てた食材はもちろん、どんなところで育っているかの環境や収穫までのストーリーも注文者にとっては興味があるものです。
例えば、
- ・梱包状態、パッケージ
- どういう状態で手元に届くのかは重要です。
- ・大きさがわかるもの(手を添えるなど)
- 届いたときのギャップが少なくなります。
- ・盛り付け/調理済み
- 食卓にあるイメージを伝えましょう。
- ・食材が育った風景
- 生まれがわかると親近感と安心感が生まれます。
商品名は重要!
商品名は商品画像1と一緒にトップページや一覧に表示されることが多いです。
その画像は何なのかを補足する情報として重要な役割を持ちます。
例えば、以下の画像で「けんたろう」だけでは人物名と間違っているのではと感じ取れてしまいます。
道産子イチゴと入れるだけで「けんたろう」は商品の呼び名や品種なんだと認識することができますね。
★商品名には何の「食材」かを必ず入れましょう。
お客様は検索して商品を探します。
商品名には品種やパッケージ名称だけでなく食材名も入れておくことをお勧めします。
★特徴をいれてみましょう。
生産/収穫手法や産地、見た目や味などの特徴を商品名に入れることで、一覧に並んだ時に他の商品と差別化され注文者が選びやすくなります。
×「コシヒカリ」
〇「減農薬 新米ふっくらもっちりコシヒカリ(〇年精米)」
×「枝豆 300g」
〇「さや付きでお届け!千葉県産大粒枝豆300g」
お得・訳ありは理由が大事
「お得」「訳あり」「お買い得」「お徳用」…
とてもキャッチーな言葉です。
注文者に目に留めてもらえる可能性は高くなる分、注意が必要です。
注文者の期待値は高くなるため、内容と価格にシビアになります。
どうしてお得なのか、どこが訳ありなのかを商品説明文で必ず説明しましょう。
「おすすめの召し上がり方」も活用しよう
食材によってはどう料理したらいいのか、使いきれるのか、迷うものもあります。
そのまま、加熱、実は生産者さんだけが知っているおいしい食べ方など
ひとつではなくいくつか記載しておくことで、想像力がわきます。
注文者の購買意欲を高めることができるでしょう。
そのほかのポイント
★商品ページを見てみましょう。
出品入力画面にある「プレビューで確認する」ボタンで商品ページの内容をプレビューで見ることができます。
注文者からどう見えているのか確認することはとても重要です。
客観的に見て、伝わる商品ページになっているかぜひ見てみてください。